雑貨、小物、クラフト、手芸品の撮影

雑貨、小物、クラフト、手芸品の撮影

ガラス製品のように反射面がなく、さほどサイズの大きくない雑貨などについては、「ライティング」の話だけで言えばそれほど難しい被写体ではありません。
(但し、被写体の印象度をアップさせる背景や、一緒に映り込ませる小物類の取り扱いには工夫が必要ですが…)

撮影時の注意すべきポイントとしては、
★被写体の色を正確に再現するために、撮影用ライトの光のみで撮影する
 ※他の色の光が混ざると、被写体の正確な色味が写真に再現できない。なので部屋の照明は消灯、外光はシャットアウトした方が良いです。
★カメラの感度(ISO)を「100」など、できるだけ小さい数字にする(感度が大きいとノイズが目立つ)
★三脚を使用して手ブレを防ぐ
★歪んで写らないように、被写体と距離をとってズーム機能を使用して撮る
といった撮影のキホンを守ればだいたい撮れます。


撮影のセッティング

撮影用ライトを被写体の真上に置き(実際の撮影時には、ライトの高さは被写体の上方50cmほどまで下げています)、手前横にレフ板(反射板:今回はA4コピー用紙で代用)を配置して、影の部分にも光を回すようにセットしました。


撮影結果です

撮影結果がこちらです。色味のバランスが良い撮影専用のライトを使用したことで、被写体の色が鮮やかに映し出されています。


背景としてフェルト生地を敷いてみたりして…

この「トップライト」と「レフ板」を用いた撮影方法であれば、ちょっとした商品撮影はサクサク撮れてしまうかと思います(こんな撮影セットもあります)。


撮影結果 その2

メガネケースです。今更ですが、メガネを傍らに置いて撮影すれば、もっと直感的にイメージを伝えられる写真になったかな…


撮影結果 その3

少し大きめな被写体の撮影例です。右手前の側面が少し暗いので、レフ板でもっとしっかりと光を返してあげるか、2灯の撮影用ライトを使用した撮影を検討しても良いかと思います。
 
 
 

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