小物、ボトル、プラスチック類の逆光を活かした撮影


事務所内で普通にそのまま撮影

近所のスーパーで買ってきた当時105円のハンディソープのボトルです。事務所の中でそのまま撮影しましたが、窓からの光や部屋の中の蛍光灯やらが映り込んでしまいました。


MODAHAUS TS400をセット

ということで弊社が取り扱う「MODAHAUS テーブルトップスタジオ TS400」を上の写真のようにセットしました。


照明も設置しました

TS400の後ろには蛍光灯ライトを設置。今回はとりあえずな照明機器ですが、本来であれば色の再現性が高く、自然な色温度が維持できる撮影専用ライトの利用をオススメします。その方が発光面積も大きく、またディフューザー(光を拡散させる布)も通すため、柔らかく均一な光で被写体を照らすことができるからです(ほんわりした自然な影になる)。

上の写真では被写体の位置関係がわかりやすいように、TS400の上部ディフューザー(フタ状のもの)は外していますが、撮影時は先ほど同様に被せたままです。またこの写真では、TS400に付属の赤の透明シートと白の半透明シートを重ねていますが、以下に載せている写真の撮影時は白の半透明シートのみ使用しています。


まずは後ろ側の蛍光灯ナシで撮影

TS400の後ろに設置した蛍光灯を点灯せずに撮影してみました。当初の写真と比べて、かなりボトルへの映り込みが経験されました。背景が白色系なので、商品写真のキリヌキ加工がしやすくなりました。


背景の蛍光灯を点灯して撮影

続いては背景側にセットした蛍光灯を点灯しての撮影です。このような透過光撮影の環境がいとも簡単に得られるのはTS400ならではです。レフ版等でもうちょっと前面に光を当ててもよかったかもしれませんが、これはこれでボトルの鮮やかな色合いや、特長あるこのボトルのカーブ感を浮き出すことに成功しています。


背景に赤の透明シート+白の半透明シート

上から3枚めの写真のセッティングにあるように、赤の透明シートの上に白の半透明シートを重ねて撮影しています。さらに真後ろからは蛍光灯の光を当てました。若干、背景の赤紫が強いようにも思いますが、次の写真のようにすると、また違った演出が可能になります。


包装紙を演出の材料に

先日出席した結婚式で引き出物を頂いたのですが、それがまたキレイにラッピングされていたんです。というわけで背景シートの前面に、その引き出物に使われていた包装紙を重ねてみました。いかがでしょうか、これまた華やかな一枚になった気がします。

このようにTS400は「透過光ならではの写真」を誰でも簡単に撮れてしまう撮影アイテムです。皆さんもぜひ楽しみながら撮影をされてください。
 
 
 

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