ソフトボックス(ライトバンク)が簡単組み立てになって登場!(グリッドも使えます)

電球やストロボのフラッシュチューブの生光をコントロールするのが、アンブレラなどの各種アクセサリ。 英語でのカテゴリは「Light shaper」とか「Light Modifiers」と言ったりするようです。海外通販サイトでは良く見る表記ですね。 今回はその中でも「ソフトボックス(バンク)」をピックアップ。 オムニバスおすすめの「イージーソフトボックスシリーズ」をご紹介いたします。  

ソフトボックスって?特徴をご紹介

知っている方は読み飛ばしてくださいね。 ソフトボックスはピラミッドのような形の箱型アクセサリ。 灯体に取り付けて、電球やストロボの光を箱の中で拡散させ、前面に張ったディフューズ面を光らせます。
  • ストロボの「点光源」を「面光源」に変換
  • 光の映り込みを作りこみたい商品撮影にぴったり
  • 柔らかく、ダブりの少ない影で人物撮影でも活躍
  • 四角、八角形など選べる面形状
理想的な光を生み出すソフトボックスですが、組立の大変さゆえ、ロケに持ち出すのが難しかったりする等、取り扱いの難しさがありました。  

これまでのソフトボックスとどう違う?

OMNIVASがオススメしている「イージーソフトボックスシリーズ」は上海JINBEI(ジンベイ)社製のアイデア商品。 既存のソフトボックスに比べ、圧倒的に組立が簡単なのです。その秘密は傘のような構造にあります。 従来のソフトボックスの組立の大変さを知っている方なら、その違いは一目瞭然、すぐに価値を分かっていただけると思います。 とはいえ、ソフトボックスを組み立てたことが無いビギナーさんにこそ手に取ってほしい一品。 特徴をまとめてみました。
  • 傘のような組立方式
  • ダブルディフューザーを採用
  • 複数のマウントに対応(要スピードリング交換)
  • グリッド(オプション)を用意、多彩なライティングを実現
  • 商品撮影にぴったりの角型(スクエアタイプ)が3サイズ
  • きれいなキャッチライトと柔らかい光を実現する八角形(オクタゴンタイプ)が2サイズ
  • 15,660円(税込)からのリーズナブルな価格設定
ソフトボックスとアンブレラの違いって何?
アンブレラ(傘)は簡単な組立、反射面の色・サイズで光が変わるなど、さまざまな現場で使いやすいアクセサリーです。 一方、面光源になるソフトボックスと比べ、光の向きをコントロールすることは苦手とされています。 サイズや反射面の種類、使い方によって光が変わるため、どちらが良いということはなく、撮影環境や撮影イメージに応じて選択する事をおすすめします。
   

ソフトボックスの光質、形状別に撮ってみました!

気になる「イージーソフトボックスシリーズ」の光質を見ていきましょう。 今回はスクエアタイプの「US-70100」とオクタゴンタイプの「US-120」にてテスト。 「インナーディフューザーのみ」、「ダブルディフューザー」、「ダブルディフューザー+グリッド」の3パターンを撮影。 ※通常インナーディフューザーのみでのライティングは想定されていません。 テストは外光を遮断した室内で行い、ストロボの出力、カメラの設定を下記の通りとしました。 機材配置をダイアグラムにしました。
セッティングダイアグラム

ディフューズ面から人物までの距離を140cmとしています

   
US-70100 イージーソフトボックス 70×100cm撮影テスト

70100_ID

インナーディフューザーのみという通常は使わないセッティングですが、ダブルディフューザーの効果を引き立てるために撮影しました。影が2重に出ています。

70100_DD

ダブルディフューザーの使用例。光の当たらない側面には影が出て、衣服の立体感を程よく表現しています。その割に、壁に映る影はボヤッとしていて柔らかい印象を受けます。

70100_G

グリッドを装着しました。光の当たる面が制限されスポット的になるので締まった印象になりました。各部の影も強くなっています。ハイライトを入れたい時に活躍するオプションです。

   
US-120 イージーオクタゴンボックス 120cm撮影テスト

120_ID

120_DD

ダブルディフューザーの使用例。「US-70100」よりもさらに柔らかく包み込むような光で、壁の影は極めて薄くなりました。とはいえフラット過ぎず、適度に光の芯を残しながら陰影を表現する絶妙な光です。

120_G

グリッドを装着。「US-70100」同様に陰影の効いた画になりました。影の出方は「US-70100」よりも柔らかめに見えます

   

物撮りに効く「スクエアタイプ」、人物撮りに効く「オクタゴンタイプ」

光り物(例えばボトルや透明パッケージ、時計等)の物撮りなどでは、「スクエアタイプ」の四角い光源がとても使いやすいです。 「オクタゴンタイプ」は光が良く回りキャッチライトも作れることからグラビア撮影など、人物撮影の場面で重宝されるようです。 求める表現でご自由にセレクトしていただくことが出来るのも、リーズナブルで組立簡単な「イージーソフトボックス」ならでは。 形状やサイズで変わるライティングを、ぜひお気軽にお試しください。

グリッド利用で「グッ」と引き締め + 多彩なライティング

このクラスのソフトボックスには珍しく、グリッドがオプションで用意されています。 グリッドを使用すると集光効果が生まれるので、ハイライトを作りたい場合や背景を暗く落としたい場合に最適です。 サイズに合わせたグリッドを買い足すだけで良いので、安価にライティングの幅を広げることが出来ます。

色温度、光量にはご注意を

テスト画像を見てピンとくると思いますが、色味が変わっていると思います。 実は、ディフューザーを重ねるたびに光が青く(色温度が高く)なってしまい、写真が青白くなってしまいます。 今回はカメラ側のホワイトバランス(WB)設定を5000K固定で設定したのでその傾向が顕著ですが、実際の撮影では必ずWBの設定を行うようにしましょう。 オートWBはストロボの瞬間光に対して有効ではないので、しっかりとグレーカードなどを使ったマニュアル設定がお勧めです。 また、ソフトボックス装着時の中心部光量は生光と比べて1段以上暗くなります。 WBとともに、適切な光量を確保するためにテストを行い、ストロボやカメラの設定を決定しましょう。

各社ストロボで利用OK!JINBEI社製ストロボとの相性はニジュウマル

プラスドライバー1本で、各社のマウントに変更可能なので汎用性はばっちりです。 JINBEI社製の「DM3-400 400W デジタルフラッシュ」や「HD-600 600W/S ハイスピードバッテリーモノストロボ 」、「EF-100 100W LEDスタジオライト(デイライト)」にはBowens Sマウントを介して装着が可能。 完璧なライティング環境が安価に構築できます。 「とにかく楽に組み立てたい!」 「ロケにスタジオのソフトボックスを持っていきたい!」 そんな方には絶対お勧めの一品です。    

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