【お問合わせ事例】定常光で家具を撮りたい!【LEDでライティング】

【お問合わせ事例】定常光で家具を撮りたい!【LEDでライティング】

本ページに記載のLEDライト『EF-60』は完売いたしました。後継機は光量、色温度、演色指数、マウントが更に改善された『EFII-60』となり、『EF-60』同等以上にご使用いただけます。

 

ネットショップを運営する家具販売店さんより機材選定に関するお問い合わせをいただきました。

現状・ご希望

  • 小型〜中型の家具撮影(椅子や机)
  • 撮影を内製化したい
  • 会議室の一部を撮影スペース(床材と壁を組み合わせた部屋セット)に
  • コンパクトデジカメを持っている。
  • 白背景の情報写真と詳細写真、イメージ写真を撮りたい
  • 必要最低限の機材を導入したい

ローコストでの定常光ライティング実例

急遽、ご提案内容のライティングを組んで、ご案内いたしました。

  • エントリーモデルのレンズ交換式カメラの導入をお薦め
  • 中型以上の物撮りでは光量豊富なストロボがお薦め。ただし、撮影結果を想像し辛い。
  • カメラのISO感度を上げることで定常光でも撮影可能な場合もある。
  • LEDライトを用いた(簡単にそこそこ撮れる)2灯ライティングを提案。

※向かって左の椅子の足、フェルトが外れてしまってました。。

<カメラ設定>
Canon EOS70D SS:1/60秒、f:8.0、ISO:800、レンズは中望遠以上(35mm換算で70mm以上に設定)
※画像は未補正の撮って出し

 

商品の仕様を伝える「情報写真」では色や形を正確に表現する必要があります。

ポイントライティング
– 被写体上部を明るく照らす「トップライト」を作る
– 画像に写る範囲が広い部分を「メインライト」で照らす
– メインライトで暗くなった部分を「カポック」で反射させて明るくする

ポイントカメラ
– 三脚を使用する
– 絞りを絞って出来るだけぼかさない(F値を大きくする。例はf/8.0)
– 歪みが少なくなるよう望遠(35mm換算70mm以上)で撮る
– 被写体を見下ろすと被写体上部が大きくなるので、必要に応じてソフト的な補正をかける

使用機材

使用機材定常光(LEDライト)

使用機材ストロボの場合
今回ご案内の上記セットをストロボに置き換えると、下記のような構成で近似します。
(より光を拡散させる「アンブレラ」を用いたセットをご紹介しております)

便利な自作カポック

カポックとはスチロールボードのレフ板のこと。光を反射させたり遮ったりと、撮影では欠かせない存在です。弊社スタジオではホームセンターで手に入る材料で手作りしています。(多くのスタジオやカメラマンさんも自作していると思います。)低価格でサクッと作れるので、是非作ってみましょう。

3x6判カポック(白黒)の場合
材料
・3x6判発泡スチロール(30mm厚以上) 2枚
・白ガムテープ(幅広) 1巻
・水性ペンキ 艶消し黒 1個

作り方1.発泡スチロールを重ね、長辺の背をガムテープで止める
2.内側の接続部をガムテープで止める。屏風のように自立するカポックが完成。
3.お好みで片側を水性ペンキの艶消し黒で塗装すると、黒締めにも便利な白黒カポックの完成。

お問い合わせも受付中! 撮りたいイメージをお伝えください

弊社では機材導入に関するご質問を承っております。撮りたいイメージを予め検討頂き、お気軽にご連絡くださいませ。
その際、イメージを確認できる参考WEBサイトがあればスムーズなご案内が可能です。
お電話は平日10~13時、15〜18時の間、メールは24時間受け付けております。
(ご回答は翌営業日以降になります)

お問い合わせ

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