【アクセサリ比較】アンブレラの浅型と深型?白と銀?サイズで違う?検証してみた

アンブレラ、ソフトボックス、オパライト、etc。
オムニバスがラインナップする「モノブロックストロボ用の様々なアクセサリ」を同一条件でテストしました。
色温度の変化、光量の減衰量など、少しややこしい数字も交えながら紹介していきます。「照射範囲」や「影の出方」等は画像を見ただけで分かるので、アクセサリ選定で悩む方の参考になれば幸いです。

※JINBEI/Bowensマウント互換のアイテムはJINBEI DII-200ではご利用になれません。
※製品の仕様は予告なく変更となる場合があります。
※測定パラメータはテスト環境におけるデータです。全ての環境でこれらを保証するものではありません。傾向としてご参考下さい。

撮影条件

カメラ位置、ストロボ位置等は固定。セコニックの露出計とカラーメーターを用い、入射光をベースに各種パラメータを測定しました。

【比較アクセサリ】
【テスト撮影環境】

壁、床、天井3面が白のスタジオ

【使用機材】
【初期状態】


flash-direct
アクセサリを何も付けない状態で直射


flash-REF-18
「リフレクター」を装着して直射。アンブレラ利用時にはリフレクター装着時の光を反射させる。

カメラ設定
  • シャッタースピード(SS):1/125秒
  • 絞り(f):f/8.0
  • 感度(ISO):ISO100
  • ホワイトバランス(WB):5600K
  • 焦点距離:24mm
ストロボ設定
  • 距離(ストロボー被写体):200cm
  • 距離(被写体ー背景):130cm
  • 高さ:170cm
  • 照射方向等:7時の方向から約-30度の角度
  • 出力:150Ws相当(最大値6.0の400Wsストロボ使用。1.5段絞りの4.5表示にて使用)
  • 直射光量:f13(18cmリフレクターを装着してモデルに直射した時の入射光実測値)

Point
アンブレラ利用時にはストロボにリフレクターを装着します。アンブレラを安定して固定することが出来、アンブレラに反射させる光をダイレクト時に比べ明るくすることが出来ます。(テストでは約1.3段)光量ロスの大きいアンブレラでは必須のアクセサリです。

【2017年6月16日追記】
アンブレラ固定位置
“OMNIVAS”
アンブレラと発光面(ストロボ発光部)の距離により反射光の性質が変わる事があります。テスト対象のアンブレラは「芯棒の端とストロボ操作部が面合わせ」になる位置で固定し「リフレクターの端がアンブレラ縁の延長線上に重なる」位置からの照射で統一しました。

定番Proアンブレラと新型Deepアンブレラをテスト

今回は定番の「アンブレラPro」シリーズと新発売の「アンブレラPro Deep」を比較しました。
それぞれ、MサイズとLサイズ、白と銀の反射面という計8種類を用意。一気に参りましょう。

【白xMサイズ】UMP-100WとUMPD-105W

【銀xMサイズ】UMP-100SとUMPD-105S

【白xLサイズ】UMP-150WとUMPD-130W

【銀xLサイズ】UMP-150SとUMPD-130S

測定値一覧

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アクセサリ中心光量色温度演色性Ra
18cmリフレクター(基準値)f135670K97.4
UMP-100Wf6.35629K97.5
UMP-150Wf6.35457K97.5
UMP-100Sf11.25890K97.7
UMP-150Sf165534K96.4
UMPD-105Wf7.15708K97.4
UMPD-130Wf7.15607K97.5
UMPD-105Sf9.05807K97.7
UMPD-130Sf135750K96.2

【まとめ】

  • 中心光量(共通):白傘はどれも1.7段〜2段の光量減衰。サイズによる変化はほぼ無し。銀傘は光量減衰が少なく、一部は光量増も。(中心光量のみ)
  • 色温度(共通):白傘は色温度が下がる、銀は上がる傾向にあると考えていたが、一概にそうではない結果に。ロットや使用状況等により変わる可能性も。
  • 照射範囲(白):白傘はどれも拡散力が高い。浅型が有利と言われているが、今回の比較では深型の均一な照射性能の方が好印象。
  • 照射範囲(銀):銀傘はリフレクターのような集光性を発揮。105cmの深型銀傘については程よく拡散されていて使いやすそう。

光に併せて選びたい。奥が深い「アンブレラ」

浅型の既存アンブレラについてはある程度予想通りの結果でしたが、深型は予想外の事が沢山。照射範囲をコントロールする性能に長けていると思っていましたが、均一な照射能力が最も優れた性能の一つだと感じました。照射範囲の中でも中心部の最高に明るい部分から周辺への光量落ちが緩やかで、美しいグラデーションになっているのが印象的でした。ポートレートでの利用には最適かもしれません。
銀色の深型 Mサイズ」については、銀傘ならではの集光効果が穏やかで、背景への光の広がりと高いコントラストが特徴です。白傘に近い照射範囲で力強いライティングが好みならオススメしたいアクセサリです。別売りのディフューザーカバーを使えば、よりソフトな光になるので白傘の機能も兼ねてしまいそうです。
影が最もソフトにボケるのは「UMPD-130W アンブレラPro Deep Lサイズ【白】」でした。別のデータを見ますと、180cmの白傘を凌ぐ光の周り具合のようです。180cmの立場がなくなっちゃうかも?(実際には照射範囲やグラデーションの出方などが若干変わるようですが・・)

今回登場した機材

アンブレラPro

アンブレラPro Deep

ストロボ関係

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