蛍光灯ライトで完璧カットモデル撮影 ~実例編~

はいさい、機材屋オムニバスです。今日は前回予告した、撮影専用ライトを使ったカットモデル撮影について、実例を交えて投稿してみます。

ヘアサロン、美容室オーナー様は必見!です。アパレルショップオーナー様も、店舗広告のモデル撮影にも使えそうですよ!

今回はソフトボックスの発光面積が大きく(広範囲に均一の光を照射できる)、色味や色温度がモデル撮影に最適(被写体の正確な色を鮮やかに写真に再現できる)な撮影専用ライトを使用しての撮影テストです!

撮影は以下の条件で行っています。

  • 一眼レフカメラを三脚に固定して使用
  • ISO感度を400に設定
  • オートホワイトバランス

では、一気に5枚をご紹介!!

 

Fl_set2

参考セット商品:
ヘアサロン・美容室向け 撮影用LEDライトEFII-60 1灯リフレクターセット
JINBEI 60W LEDライト EFII-60 ソフトボックス基本セット

Point!モデル左後方からのヘアライト、レフ板を利用したキャッチライト(瞳への光の映り込み)が生き生きとした表情を作っています。

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Point!1灯とレフ板の基本的なセット。キャッチライトが効いています。

 

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Point!2灯を貝のように挟み込むようにセット。顎下の影を起こすのには効果的です。キャッチライトもくっきり入りました。1灯+レフ板よりも明るい印象に。

2灯の光量差をつけることでより自然に写すことができました。

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参考セット商品:
ヘアサロン・美容室向け 撮影用LEDライトEFII-60 2灯セット

Point!1灯をモデル左後方から、1灯を斜め正面から照射。後方照明でモデルの輪郭がくっきりしました。(壁とモデルの距離をさらに離すと、背景が暗く落ち込んで照明が効果的です

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Point!2灯の基本的なライティング。まんべんなく照射できるため全身撮影をする時にも効果的です。

 

 

 

表情を明るく撮る秘密は「キャッチライト」!

ポイント解説で何度か出てきた言葉、「キャッチライト」

瞳に写りこむ光の事なのですが、これがあるのとないのとはモデルの表情が違って見えます。その証拠に比較をしてみましょう。

 

DSC_2501_キャッチライト_wp用

左がキャッチライト有り、右が無しです。

いかがですか?魚の目のような暗く沈んだ瞳・・お世辞にも生き生きしているとは言えません。

なお、わざとキャッチライトを入れない表現もあるかと思いますので、その点あしからず。

 

ちなみに左のキャッチライトは向かって正面左側に2灯設置、上下に並べて貝のようにモデルを挟み込んだライティングです。

一気に魅力的な表情になるのが不思議ですね。

 

2灯の組み合わせでほとんど撮れちゃう!

今回は撮影専用ライトを1灯、または2灯を使ったライティングをご紹介しました。

美容室やヘアサロンのイメージ写真で使うのはバストトップの写真がほとんどでしょうから、2灯もあれば十分そうです。

後は仕上がりのイメージに応じてライトの位置を変えたり、それぞれの光量を調節したりすることで陰影のつき方が変わるので、表現の幅も広がります。

撮影専用ライトの灯数を増やすことも簡単ですので、様々な要望にお応えできる事も魅力。

 

定常光ならどんなカメラでもOK!動画もおまかせあれ~

ストロボ(フラッシュ)は「光っている間にシャッターを切らないといけない(ストロボとシンクロさせないといけない)」という制約があるので、専用の端子を持つ一眼レフカメラ等でしか使えません。

その点、LEDライトなどの定常光は万能です。

携帯やスマホ、コンパクトデジタルカメラでも撮影出来ちゃいます。

しかも、動画撮影にもばっちり対応!モデルさんや商品の魅力を伝えるのに動画を撮りたいあなたにもお勧めです。

撮影外注費の削減こまめな媒体更新利益UP!

お客様の写真を撮ってプレゼントするサービスで満足度向上や口コミ効果を狙う。

ブログやSNSの頻繁な更新で新規のお客様への不安を取り除く。

集客や追客に幅広く効くのは「ビジュアルイメージ」です。

メニュー作成や店舗HP、ブログ、SNSの更新など、撮影する機会は溢れています。

その都度カメラマンにお願いするよりも、自店舗で撮影環境を整えている方がはるかに速く、ローコストな写真撮影が可能になります。

この機会に「撮影照明」の導入をぜひご検討ください!

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