ガラス製品をキレイに見せるためには「透明感」を演出することが手っ取り早いケースが多いようです。
そこで今回使用するのが、背面からの透過光撮影が可能となる『撮影ボックス TS400』と、背景から照射する撮影用ライトです。それぞれをこの下の図のようにセッティングします。
セッティング内容
グラスの清涼感を出すために、青色の半透明シートを選択。被写体が歪んで写らないように、被写体とはある程度の距離(約1.5m)をとって撮影しました。
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ちなみに撮影場所の室内照明(天井照明など)はすべて消灯。また、外光が入らないように夜間に撮影しました。理由は他の異なる色の光が入り込むと、被写体の正確な色が写真に再現できなくなるためです。
なので可能な限り、撮影用ライトの光のみで撮影してください。
撮影例
『撮影ボックス TS400』にはこの青色のほか、合計6枚の樹脂製背景シートが付属します(半透明は青・赤・白の3色のみ。別売のシートもあります)。
被写体の印象に合わせた背景シートを使用することで、表現の幅もきっと広がるはずです。
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