【ライティング実例】EF-60 LEDライト2灯で撮る!単品写真用の白背景飛ばし

自社製品を撮影する事が多々あるのですが、さくっと撮りたい時には定常光ライティングが活躍します。EF-60を2灯使った「小物商品向け 白背景飛ばし」のセッティング一例をご紹介します。

切り抜き前提!商品写真を撮ってみる

マイナーチェンジした「JINBEI DII-200 イージーストロボ デリカシー200W」の背面パネル、灯体のイメージを撮影します。説明書にも使用するので切り抜き作業がし易いよう、「背景飛ばし」のライティングをします。

背景飛ばし
被写体より背景を明るくすることで、わざと白飛びさせる方法です。切り抜き作業が楽になります。色の濃い被写体なら比較的簡単に実現します。

EF-60(LED)で撮影。背景飛ばしライティング
EF-60(LED)で撮影。背景飛ばしライティング

左上の明るい部分は、写り込んだメインライトです。ストロボの側面ロゴがしっかり見える露出に合わせました(詳しくはコチラ)。被写体下部が暗かったので、白い厚紙をレフ板代わりに使いました。下部はもう少し明るくても良かったですね・・。被写体にレフ板を近づけると更に明るくなると思います。

カメラ設定
Nikon D810 SS:1/60秒、f:8.0、ISO:400、レンズは中望遠以上(35mm換算で70mm以上に設定)
※画像は未補正の撮って出し

 

セッティングとポイント

EF-60(LED)2灯のセッティング
EF-60(LED)2灯のセッティング

背景を飛ばす場合には、「被写体の露出:背景の露出=1:2以上」の比率になるような設定を行うと良いようです。被写体には拡散光、背景には強力な光を当てるライティングを考えます。
メインライトにはEF-60に専用ソフトボックスを、バックグランドライトには専用リフレクターを使って光量をUPしました。低い位置にライトを設置できるライトスタンドが活躍します。
背面パネルを撮るために少しトップライト気味のキーライトにしたかったので、EF-60の首を限界まで下に向けました。強引なやり方ですが問題なく保持出来ました。トップライトを厳密に作る場合には「トップライトセット」も便利です。
上からの光を反射させる為に、レフ板代わりに白い厚紙を設置。カメラの画角に入らない程度に被写体に近づける必要があったので、微調整が出来るようフレキシブルアームで固定しています。

ポイントライティング
– 背景を明るく照らす「バックグランドライト」を作る
– 画像に写る範囲が広い部分を「キーライト(メインライト)」で照らす
– メインライトで暗くなった部分を「レフ板」で反射させて明るくする

ポイントカメラ
– 三脚を使用する
– 絞りを絞って出来るだけぼかさない(F値を大きくする。例はf/8.0)
– 歪みが少なくなるよう望遠(35mm換算70mm以上)で撮る

 
 

使用機材

使用機材定常光(LEDライト)

 
 

課題とアレンジアイデア

今回の撮影では良しとしましたが、いくつか課題があります。

  1. 被写体の奥側(アンブレラホールなど)が若干ボケている
  2. 被写体の輪郭が淡くなっている

解決するなら、もう少し工夫と光量が必要です。

  1. 光量を稼いで絞りを絞る=ピントの合う範囲を広くする=被写界深度を深くする
  2. 不要な光を切ったり黒を写し込む等の環境を整える(黒締め)

 
 
今回は「背景を明るく照らす」ことで被写体と背景の露出差を生みましたが、「被写体を真後ろからソフトボックスで照らし、ソフトボックスの発光面を背景にしちゃう」みたいな逆光ライティングもありです。更に輪郭がボケそうですが、機会があればやってみようと思います。
 
 

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