※2019年11月12日、新型LEDライト『EFII-60』に関する情報を追記いたしました。
本ページに記載のLEDライト『EF-60』は完売いたしました。後継機は光量、色温度、演色指数、マウントが更に改善された『EFII-60』となり、『EF-60』同等以上にご使用いただけます。
当店がオープンした2013年当初より販売している米国Linco社の蛍光灯ライト『Flora(販売終了)』。
85w電球×6本=510wと、撮影用の蛍光灯ライトとしては最強レベルを誇り、カタログ用の商品撮影や料理撮影、モデル撮影などの照明機材として、数多くの会社様や個人様に導入いただいております。
それに対し、2016年6月にデビューしたJinbei社のLEDライト『EF-60A(販売終了)』および2019年11月デビューの同じくJinbei社のLEDライト『EFII-60』。
蛍光管を使用しないため、軽量かつ取り回ししやすいことから、『Flora』に負けず劣らずの人気商品です。
3機種ともに[定常光(瞬間光のストロボと違い常に点灯している)]にカテゴライズされる照明機材ですが、お客様より「で詰まるところ、どっちがいいの?」とのご質問を頻繁にいただくようになりました。
という訳で各ライトのメリット/デメリット、諸々のスペック比較をしてみたいと思います。
※その他の定常光製品である蛍光灯ライト『モーニンググローリー』は小物撮影に、『JINBEI 150WスタジオLEDライト』、『ズーミングLEDスタジオライト』はスタジオライトに特化したライトなので、本ブログでは光量や発光面積が同等で利用目的や被写体が共通している『Flora』と『EF-60A』、『EFII-60』の比較を行なっています。
蛍光灯ライト『Flora』vs LEDライト『EF-60A』vs『EFII-60』
灯体本体の写真 | |||
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タイプ | 蛍光灯 | LED | LED |
代表商品 | LF-1S 撮影ライト FLORA スターターセット (2017年8月にて販売終了) |
EF-60SET EF-60 ソフトボックスセット (2019年にて販売終了) |
EFII-60SET EFII-60 ソフトボックス基本セット |
代表商品価格 (税込) |
34,600円 | 36,720円 | 38,720円 |
代表商品のヘッド部重量 ※スタンド重量を除く | 3,170g ※ヘッド本体+蛍光管6本+専用ソフトボックス |
1,570g ※ヘッド本体+オクタゴンボックス |
2,100g ※ヘッド本体+オクタゴンボックス |
代表商品の発光面サイズ | 直径90cmの六角形 ※専用ソフトボックス使用時 |
直径90cmの八角形 ※オクタゴンボックス使用時 |
直径90cmの八角形 ※オクタゴンボックス使用時 |
適正露出 | ※ISO400、SS1/60秒、ライトスタンドのセンターポールからの被写体までの距離が2mの条件下。 f値:数値が大きいほど大光量を意味します 色温度:自然な色味と言われる昼間の太陽光が5500Kほどです。 |
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f値:4.5 専用ソフトボックス使用時 |
f値:4.0 オクタゴンボックス使用時 |
f値:5.6 オクタゴンボックス使用時 |
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調光 | 3本点灯、または6本点灯の2段階のみ | 10%〜100%の無段階 | 1%〜100%の無段階 ※オプションのリモコンにて遠隔操作が可能 |
色温度 | 5200K±100K ※蛍光管SFL-85J+専用ソフトボックス使用時 |
6300K±100K ※オクタゴンボックス使用時 |
5500K±100K ※アクセサリー未使用時 |
平均演色評価数 | Ra:数値が大きいほど色の再現性が高いことを意味します) | ||
Ra:通常80台後半 ※蛍光管により異なる |
Ra:95.0 | Ra:97.6 | |
アクセサリー |
角形ソフトボックス(80cm四方) オクタゴンボックス(直径90cm) 標準リフレクター(直径34cm) 小型リフレクター(直径18cm) |
角形ソフトボックス(60×90cm) オクタゴンボックス(直径90cm) 55° ポータブルリフレクター(直径18cm) 35° リフレクター(直径13cm) 汎用バックグランドリフレクター 18cmリフレクター用バーンドアキット 汎用スヌート 汎用型マルチトリガー(リモコン) そのほか多数のBOWENS/JINBEIマウントのリフレクター、その他アクセサリーが適合します(他社製品も可)。 |
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紹介ブログ | ブログ | ブログ | – |
メリット |
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デメリット |
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まとめ
簡単ではありますが、以上が蛍光灯ライト『Flora』とLEDライト『EF-60A』、『EFII-60』の比較となります。
結論としまして弊社では、LEDライト『EFII-60』をお勧めいたします。
理由はやはり大きな光量、自然な色温度、非常に高い演色性(色の再現性)のほか、汎用マウントにより豊富なアクセサリーを使い分けることで異なるイメージの写真表現ができる、という点です。ついでにリモコンでの遠隔調光も可能です。
アクセサリーの選び方に関して、例えば…
- <アクセサリーの選び方>
- 「影の柔らかい商品写真・料理写真」が撮りたい場合はEFII-60+角形ソフトボックス(60×90cm四方)の組合せで撮影する。
- 「モデルさんの瞳に丸いキャッチライトを映し込ませたい」場合はEFII-60+オクタゴンボックス(直径90cm)の組合せで撮影する。
- 「印象の強い、光と影の陰影差が大きい写真」を撮りたい場合はEFII-60+リフレクターの組合せで撮影する。
- 「被写体の背景を赤色や青色などに染めて、通常とは異なるイメージの写真」を撮りたい場合はEFII-60+バーンドア+カラーフィルターの組合せで撮影する。
- 「スポット光でアクセサリーの一部分のみを目立たせた写真」を撮りたい場合はEFII-60+スヌートの組合せで撮影する。
といった具合に。
以上、参考にしていただければ幸いです。
ご不明点はぜひお気軽にお問合せくださいませ。
メール:info@omnivas.jp
電話:050-5577-4704
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