撮影セッティング例
今回使用した機材は「米国Linco社 パワフル撮影ライト Flora」の『LF-2S 2灯基本セット』です(撮影用ライト FLORAは完売しました→後継機はLEDライト『EFII-60』となります)。
本ページに記載の蛍光灯ライト『FLORA』は2017年8月にて販売を終了いたしました。後継機は光量、色温度、演色指数、マウントが改善された『EFII-60』となり、『FLORA』同等以上にご使用いただけます。
カメラは一眼レフを使用しましたが、ライティングについてはコンデジ、スマホでも同様です。それぞれを上の写真のように配置してください。上部ライトはモデルの頭部の高さに、下部ライトは腰の高さにセットします。
こんな記事も読まれています
「撮影用ライトならどっちを選ぶ!? 蛍光灯ライト vs LEDライト」
なお、「撮影用ライトFlora」の光の色は太陽光に近い「自然な白色」です。撮影する場所で白色以外の光(暖色の電球など)が点灯していると色カブリ(色のニゴリ)の原因となりますので、消灯してください。
また、綺麗に写真を撮るために、カメラの感度(ISO)をできるだけ小さい数字(100、200など)に設定します。感度(ISO)の設定をオートにした場合、撮影環境(暗い場所)によっては写真にノイズが入り、綺麗に撮影することができません。なお、感度(ISO)の数字を下げるとシャッタースピードが長くなり、手ブレの原因となるので、三脚を使用してカメラをしっかりと固定することをオススメします。
撮影例
まずは気楽に1枚、試し撮りをしてみましょう。
撮影した写真をカメラのモニターで見て「暗い」と感じた場合、露出補正([+/-]のマーク)を「+0.3」、「+0.7」、「+1.0」…、と数字を上げていきます。
逆に「明るすぎる」と感じた場合は露出補正を「-0.3」、「-0.7」、「-1.0」…、と数字を下げていきます。
キャッチライトについて
なお、今回の撮影例では「撮影用ライトFlora」ならではの大光量と大発光面積で、モデルさんの瞳にもバッチリとキャッチライト(瞳に映る照明の光)が入って、生き生きとした写真に仕上がっています。
お手持ちのファッション誌などを見ていただくと、表紙のモデルさんの瞳には必ずと言っていいほどキャッチライトが入っていることに気づかれるかと思います。
以上の撮影に関する基本ルールを知ってしまえば、あとは撮影するだけです。撮影場所のインテリアなども組み合わせながら、撮影をお楽しみください。
コメントフォーム