スマホを使った料理写真・メニューの撮影方法


撮影セッティング例

ソフト面、ハード面ともに進化を続けるスマートフォン。もちろんカメラ機能も例に漏れず、以前と比べると格段にキレイな写真が撮れるようになりました。

しかし、一眼レフカメラはもちろん、撮影専用のコンパクトデジカメ(略してコンデジ)に比べると撮像素子(光を取り込む装置)がかなり小さく、一般的には画質では劣ります。

が、撮影用ライトの元で撮影すればコンデジでの通常撮影に負けない写真を撮ることも可能です(上の写真は一眼レフカメラが写っていますが、今回の撮影例は「iPhone4」で撮影しています)。

ちなみに今回は初心者でも使いやすい「定常光ライト」を使います。定常光ライトはストロボのように一瞬だけ光る照明機材ではなく、ずっと光り続けるライトのため、スマホに映る画像をそのまま写真として撮影することができます。という点が初心者向け、の理由です。

ちなみに今回は被写体である料理の品数が多いので、大光量・大発光面の「撮影用ライト Flora」を使用していますが、単品料理であれば「撮影用ライト モーニンググローリー」でも可能です(Flora及びモーニンググローリーは完売しました→後継機はLEDライト『EFII-60』となります)。

本ページに記載の蛍光灯ライト『FLORA』は2017年8月にて販売を終了いたしました。後継機は光量、色温度、演色指数、マウントが改善された『EFII-60』となり、『FLORA』同等以上にご使用いただけます。


スマホのズームはほどほどに…

なお、コンデジにあってスマホにないものの一つに、レンズを前後に移動して被写体を大きく撮影する「光学ズーム機能」が挙げられます。

スマホでもコンデジ同様、ズームして写真を撮ることはできますが、これはあくまでも「デジタルズーム」。拡大し過ぎると、画像の品質に影響を与えます。


撮影結果

という訳で撮影例の写真ではズーム機能を使用せずに撮影しました。「定常光ライト」のソフトボックスが大きな発光面積と大きな光量を持っていれば、その光が被写体のすみずみまで十分に回って、ムラのない写真を撮ることが出来ます。

本当はもっと近づいて写真を撮りたいのですが、近寄り過ぎると料理やお皿などがさらに湾曲して写ってしまうので、その点は注意が必要です。

もう少しズームをするか、撮影後に必要な部分のみトリミング処理するのも方法かと思います。
 
 
 

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