【お仕事向け情報】集合写真で使える?HD-610の事例実例【クリップオンストロボ比も】

【お仕事向け情報】集合写真で使える?HD-610の事例実例【クリップオンストロボ比も】

営業写真館さまからのお問い合わせでよく頂戴するのが「集合写真」に関するご質問です。

  • フィルム時代からナショPやミニカムなどを使用していて、入れ替えを考えている。
  • クリップオンストロボを使ってみたけど光量に物足りなさを感じる。
  • 〇〇W/Sのストロボって実際どの程度の撮影が出来るの?
  • バッテリーストロボは仕事で使える?

そんなご質問に一挙にお答えするべく、先代からずっとお世話になっている「大先輩たちの舞台撮影akaシニアクラブ」での事例をご紹介します。

複数団体の撮影を順番に行うので、室内に撮影用のスペースを構えさせていただきました。
室内常設だからこそ出来る「やや大げさ目のセッティング」は、仕上がりの良さだけでなく、小型機材に馴染みの少ない大先輩世代に納得してもらいやすいメリットも。それでは早速!

機材とライティング

使用機材

ライティングのポイント

  • 正面やや高めからの1灯 → 真後ろに影が落ちるので隣の人の影が被らない若々しい肌感もゲット(大人の女子から好評)
  • 大きな白傘でバウンス → 照射ムラの少ない均一な光。直射に比べてソフトな印象に。
  • 実用範囲内で出力を下げる → 0.3段下げて500W/s相当で使用。リサイクリングタイムの短縮、バッテリーの節約、本体負荷軽減

測定環境

  • 測光条件:1/60秒、ISO400、光源から5m(雛段1段目)での入射光
  • カメラ設定:1/60秒、ISO400、f9.0、28〜29mm、色温度5600K固定
  • ストロボ設定(HD610):出力8.7(500W/S相当)、高さ220cm、 18cmリフレクター装着、180cm白傘バウンス



Sekonic L-478Dにて測定しました。大画面のタッチパネル搭載で、基本機能はもちろんメモリー機能も充実。弊社のように様々な種類の灯体について検証する場面でも大活躍です。

こんな感じの環境です。
こんな感じの環境です。

ちなみに、ストロボを発光させない場合は↓な感じです。暗い

ストロボ無し(ステージライトのみ)
ストロボ無し(ステージライトのみ:f1.62)

測定結果と実写

 
HD-610を発光させた場合の実写と、ひな段上の3箇所での光量(f値)測定結果です。

HD-610 傘バン
HD-610 傘バン

※小数点2位の値について、実写への影響は確認できませんでした。(事前に大人が測定してますよ!)

ひな段を足してもイケるかも?余裕の照射範囲&光量

 
雛段の全幅(およそ4.5m)を均一に照射することが出来、更に余裕がありそうです。今回はチャージ速度やバッテリーの持ちを考えて「0.3段落としの500W/S相当(表示8.7)」で計測、撮影を行いました。最大出力の600W/s時(出力表示9.0)の場合には、f10程度になると思われます。

測定結果と実写(クリップオンストロボの場合)

 
ご相談のかなでも多いのが「クリップオンストロボだとどうなんだろう」というお話。手持ちのNikon SB-910(GN34@35mm)で直射してみました。測定環境はHD-610の時と同様ですが、SB-910は照射範囲が近似するよう下記設定にしています。

  • ストロボ設定(SB910):出力フル、ズーム28mm、ホットシュー直付けの直射

SB-910 クリップオンストロボ使用
SB-910 クリップオンストロボ使用

結構綺麗に回ってますよね?クリップオンで良いでしょうもう。はい、解散。
HD-610の傘バンセッティングよりも2/3段ほど露出が小さくなりました。色温度も高めに出ています。これらは仕方がありません。
特有の「ややチープな光質」と「背後にまっすぐ伸びるエッジの強い影」が好みの分かれるところですが、もう少し高めの位置から打てば近似しそうな気もします。

アクセサリをフル活用!高感度は必須

 
少しディフューズさせるかバウンスさせればどうでしょうか。
残念ながら、今回のHD-610測定と同様の「傘バウンス(傘バン)ライティング」については試すことが出来ませんでした。(現場で思いついた実験なのでアンブレラホルダーを用意していなかった・・)

光質はさておき、光量については予想ができそうです。
過去の実験結果を参照すると、クリップオンストロボの直射と傘バン時の中心光量を比べると「最低でも1段半〜1.7段の光量落ちが確認できているので、今回の場合ですとf7.0→f4.0程度になっていたのでは無いかと思われます。(=f7.0で撮るなら感度を1250くらいまで上げる必要がある)

なんだかんだで適材適所が最適解!大光量モノブロックの安心感

 
「適」何回入れて何当たり前のこと言ってんだってことなんですが、本当にそれしか言えないすみません。
クリップオンストロボの出力って確か100W以下なんですよね。それと並列に比べるのは土俵が違うってものかもしれません。逆に、クリップオンストロボの配光特性(というか効率)が特筆すべきものだと再認識出来ました。しかし残念ながらそれは直射に限っての見解です。バウンスやディフューズさせる際はその性能を活かす場面は限られると思います。(思いつかない)

一方、HD-610のようなバッテリー式モノブロックストロボは大きさゆえのデメリット(可搬性など)も有る一方、場面によっては遥かに快適なライティング環境を構築できます。例えば、こんなお仕事スタイルの方やお悩みの方におすすめです。よろしければご検討ください!

  • 自動車での現場移動が多い(荷物の制限が少ない)
  • しっかりしたスタンドを使えるorアシスタントがいる(=安全対策万全)
  • アクセサリを多用して光を作りたい
  • 少しでも光量を稼ぎたい
  • バッテリー切れの心配を減らしたい(公称450回@フル発光)
  • クリップオンストロボのオーバーヒートに悩んでいる(HD-610は全くOHしないわけでは無いが意識せず使えるレベル)

お問い合わせも受付中! 撮りたいイメージをお伝えください

弊社では機材導入に関するご質問を承っております。撮りたいイメージを予め検討頂き、お気軽にご連絡くださいませ。
その際、イメージを確認できる参考WEBサイトがあればスムーズなご案内が可能です。
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