反射面がなく、さほどサイズの大きくない雑貨などについては、「ライティング」の話だけで言えばそれほど難しい被写体ではありません。
(但し、被写体の印象度をアップさせる背景や、一緒に映り込ませる小物類の取り扱いには工夫が必要ですが…)
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撮影時の注意すべきポイントとしては、
★被写体の色を正確に再現するために、撮影用ライトの光のみで撮影する
(部屋の照明は消灯、外光はシャットアウトした方が良い)
★カメラの感度(ISO)を「100」など、いちばん小さい数字にする
★三脚を使用して手ブレを防ぐ
★歪んで写らないように、被写体と距離をとってズーム機能を使用して撮る
といった撮影のキホンを守ればだいたい撮れます。
撮影のセッティング
今回は撮影用ライト『モーニンググローリー トップライトセット(モーニンググローリーは完売しました→後継機はLEDライト『EFII-60』となります)』を被写体の真上に置き(実際の撮影時には、ライトの高さは被写体の上方50cmほどまで下げています)、手前横にレフ板(反射板:A4コピー用紙を使用)を配置して、影の部分にも光を回すようにセットしました。
本ページに記載の蛍光灯ライト『モーニンググローリー』は販売を終了いたしました。後継機は光量、色温度、演色指数、マウントが改善された『EFII-60』となり、『モーニンググローリー』同等以上にご使用いただけます。
撮影結果です
撮影結果がこちらです。色味のバランスが良い撮影専用のライトを使用したことで、被写体の色が鮮やかに映し出されています。
背景としてフェルト生地を敷いてみたりして…
この「トップライト」と「レフ板」を用いた撮影方法であれば、ちょっとした商品撮影はサクサク撮れてしまうかと思います。
撮影結果 その2
メガネケースです。今更ですが、メガネを傍らに置いて撮影すれば、もっと直感的にイメージを伝えられる写真になったかと思います。
撮影結果 その3
少し大きめな被写体の撮影例です。右手前の側面が少し暗いので、レフ板でもっとしっかりと光を返してあげるか、2灯の撮影用ライト(2灯セット)を使用した撮影を検討しても良いかと思います。
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